/

タカの下位打線が一発攻勢 破壊力でCSを突破

どこからでも一発が飛び出す。ソフトバンクが下位打線の一発攻勢でCSを無傷で突破した。

四回1死二塁、ソフトバンクの中村晃が右越えに2打席連続本塁打となる逆転2ランを放つ=共同

1点を追う四回1死二塁。7番中村晃がスライダーを柔らかくバットに乗せ、右翼ポール際の中段まで運ぶ。反撃ののろしとなった二回の2ランに続く2打席連発で試合をひっくり返した。

余韻が冷める間もなく快音を響かせたのは8番の松田宣。浮いた初球を捉えた一打は左翼席に消えた。「晃の勢いに乗せてもらった」。瞬く間の3点にスタンドも興奮を抑えきれない。新型コロナのシーズンの禁を破り、松田宣の「熱男コール」を唱和した。

シーズン終盤、抜群の安定感を見せていた東浜が不調で初回に3失点。初戦に続いて後手に回ったが、攻撃陣はたくましかった。「(東浜)巨に助けてもらった試合はたくさんある。(二回以降は)なんとか粘っていたし、負けをつけさせるわけにはいかないと思った」と中村晃。頼もしい選手会長は今シリーズのMVPにも輝いた。

工藤監督は「こういう試合の本塁打がどれだけ大きいか。中村晃君の2本がチームを救ってくれた」とたたえた。12安打のうち10本が単打だったロッテに対し、ホークスは10安打中7本が長打。嫌らしさでは譲っても、破壊力で上回った。

レギュラーシーズンでひとつ負け越した相手に連勝し、トータルでは全球団に勝ち越しての"完全優勝"。昨年から続くポストシーズンの連勝は12に伸びた。2年連続となる巨人との決戦に向け、中村晃は「チーム一丸で日本一をつかみ取りたい」と意気込む。V9巨人以来となる日本シリーズ4連覇への挑戦権を得た。(吉野浩一郎)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン