未知の病原体82万種 哺乳類・鳥類から感染リスク
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新型コロナウイルスのように動物から人に感染する「人獣共通感染症」の危険性を指摘する報告書が公表された。人に感染する可能性のある未知のウイルスが哺乳類や鳥類に最大82万種あり、野生生物の取引や農業の拡大などが感染症の発生を促す要因になるという。専門家は実態調査の必要性を指摘する。
報告書は、各国の科学者が参加する政府間組織「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBE...
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