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社民党が分裂、立憲民主党と合流へ 福島党首は残留

臨時党大会で容認

社民党の臨時党大会(14日午後、東京都内)=共同

社民党は14日、都内で臨時党大会を開いた。一部の国会議員や地方組織が立憲民主党に合流することを容認する議案を可決した。福島瑞穂党首は党残留を表明した。「55年体制」の一翼を担った社会党の系譜を継ぐ社民党は事実上、分裂する。

およそ4時間の議論の後、都道府県連から選ばれた167人の代議員が投票した。賛成が84人、反対が75人だった。投票に先立ち一部の代議員が「党の分断を企てている」と吉田忠智幹事長の解任を求める動議を出したが否決された。

前身の社会党はかつて野党第1党だった。党勢衰退が続き、社民党の現職国会議員は現在4人。福島氏は党大会後の記者会見で「社民党は存続するが、離党する人も出てくる」と述べた。吉田氏のほか吉川元、照屋寛徳両衆院議員は離党の可能性がある。一部は立民への合流を視野に入れる。

社民党は2019年12月に旧立民から合流の呼びかけを受け、党内協議を始めた。当初、合流推進派の吉田氏は党全体の合流を目指した。福島氏や地方組織から異論が相次ぎ、党全体の合流を断念した経緯がある。党大会でも議案への質疑で賛否が割れた。

19年の参院選で2%以上得票しており、公職選挙法が定める政党要件は引き続き満たす。党は存続するものの地方組織の一部も立民に合流するため党を離れる見込みで、党勢のさらなる低迷は避けられない。

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