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買収意図改めて否定 案里議員、口調よどみなく

2019年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公職選挙法違反(買収など)罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の被告人質問が13日、東京地裁(高橋康明裁判長)であった。案里議員は弁護側の質問に改めて買収の意図を否定した。次回の17日も被告人質問が行われる。

弁護側が参院選に出馬した経緯や現金供与の認識について質問した。案里議員は現金を供与したとされる地元議員らについて「同じ県議会議員の会派で親しくしてきた」と説明。現金は地方選挙の当選祝いや陣中見舞いのためのもので「決して投票や票の取りまとめ依頼ということではない」と述べた。

参院選の出馬については、18年秋に自民党の二階俊博幹事長から「ぜひやりなさい」と勧められ、「政策実現のために国政に挑戦するのがいいと思った」と述べた。広島県議時代を含めたこれまでの選挙戦では人間関係の構築を重視してきたと強調し「私自身は票をお金で買うという発想がない」と話した。

一方、現金の供与を受けた県議らはこれまでの公判で「集票依頼」との認識を示している。

この日の案里議員は黒色のスーツ姿に議員バッジをつけて出廷。弁護側の質問に終始よどみなく、はっきりした口調で答えた。事件について自ら語るのは8月25日の初公判以来。弁護側の被告人質問が終わり次第、検察側が質問する。

起訴状によると、案里議員は19年3~6月、夫で元法相の克行被告(57)と共謀し、集票依頼などの目的で地元議員5人に現金計170万円を供与したとされる。案里議員側は現金供与の一部や買収の意図を否認し、検察側と全面対決の構図。審理は現金の趣旨が大きな争点となっている。

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