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福井銀行と福邦銀行、提携効果は半年で12億円

2020年4~9月期の決算を発表する福井銀行の林正博頭取(13日、福井市)

福井銀行と福邦銀行は13日、3月から始めた包括業務提携の効果が半年間で計12億円程度あったと発表した。福井銀の小松支店(石川県小松市)内に福邦銀の小松支店を移したことや、福邦銀のシステムの一部を福井銀のクラウドサーバーに移転したことなどが奏功した。両行は5年間で計40億円の効果を見込む。

同日にそれぞれ開催した決算会見で発表した。福井銀の林正博頭取は「順調に進んでいる」、福邦銀の渡辺健雄頭取も「いい感じだ」と評価した。すでに協議に入っている資本提携についても「今年度中に方針を決めたい」と口をそろえた。

同日発表した福井銀行の2020年4~9月期の連結純利益は前年同期比58%増の29億円。本業のもうけを示す単体のコア業務純益は66%増の35億円だった。保有する有価証券の利息配当金を中心に資金利益が膨らんだ。

新型コロナウイルスの感染拡大に対応した顧客支援に取り組み、中小企業向けを中心に9月末の貸出金は20年3月末から541億円増えた。すでに通期の純利益見通し(前期比12%増の24億円)を超えているが、林頭取は「上期に利益が集中した」と話し、通期予想は修正しなかった。

福邦銀の20年4~9月期の連結純利益は69%減の1億9千万円、コア業務純益は35%減の6300万円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、手数料収入が落ち込んだ。融資先の業況悪化で、与信関連費用も積み増した。渡辺頭取は「地元に対する円滑な資金供給が役割だ。顧客の資金繰りを支えていく」と話した。

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