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韓国流通2強、7-9月は増益 ネット強化・リストラで

ロッテ百貨店本店はクリスマスの装いに(12日、ソウル市中区)

【ソウル=細川幸太郎】韓国流通2強のロッテショッピングとイーマートの2020年7~9月期の連結営業利益がそろって前年同期を上回った。ネット通販事業の強化や不採算店舗の閉鎖など構造改革を進めて増益を確保した。ただ、感染症の影響で消費低迷は続いており、繁忙期の10~12月期も増益基調が続くかは不透明なままだ。

ロッテショッピングの営業利益は前年同期比27%増の1111億ウォン(約105億円)、売上高は同7%減の4兆1059億ウォンだった。百貨店や映画館事業の不振が続いたものの、食料品や家電の販売が好調だった。同社は国内の大型マートや小型スーパーを中心に店舗整理を進めている。不採算店の赤字解消で増益を達成した。

イーマートの営業利益は同30%増の1512億ウォン、売上高は同17%増の5兆9077億ウォンだった。感染症拡大後にネット通販事業で品ぞろえ拡大や顧客獲得に注力した。大型マートの改装や専門店の閉鎖なども収益を伸ばした。後発のコンビニ事業の黒字化も寄与した。営業利益の15%を株主に還元する増配施策も表明し、業績回復に自信を見せた。

韓国では8月に新型コロナウイルスの感染者が急増し、政府が防疫体制を強化して外出自粛を呼びかけた。韓国銀行がまとめた7~9月期の消費は4~6月期比で0.1%減と、消費回復の兆しはまだ見えない。消費者が外出を控え、買い物やレジャーなどの支出を抑える傾向は続いており、流通各社はネット強化や実店舗の改革を迫られている。

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