データ活用合弁会社設立 PKSHAと東京海上
人工知能(AI)開発のPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)と東京海上ホールディングスはこのほど合弁会社を設立した。東京海上が保有する自動車事故や災害、ヘルスケア関連などのビッグデータを、パークシャのAI技術で解析する。リスクの検知や軽減に関わる新規事業の開発を目指す。
設立した合弁会社はAlgoNaut(アルゴノート、東京・文京)。パークシャが6割、東京海上が4割を出資した。パークシャの上野山勝也代表と、A.T.カーニーなどを経て2020年にパークシャへ参画した佐野長紀氏が、アルゴノートの共同代表に就いた。
パークシャと東京海上は4月に資本業務提携で合意した。合弁会社を設立して関係性を強化し事業を進める。