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メキシコ中銀、金利を4.25%で据え置き

(更新)
メキシコ銀行本店(メキシコシティ)

【メキシコシティ=宮本英威】メキシコ銀行(中央銀行)は12日、金融政策決定会合を開き、政策金利を4.25%で据え置くことを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大は経済に深刻な打撃を与えているが、インフレ率が中銀の政策目標の上限を上回って推移していることを考慮した。

決定は多数決で、5人の委員のうち1人の委員は0.25%の利下げを主張した。金融市場の事前予測では、利下げ継続と金利を据え置くとの見方で割れていた。

10月の消費者物価指数は、前年同月比4.09%上昇した。中銀の目標上限である4%を3カ月連続で上回った。天候不順で野菜や果物の価格上昇が目立ち、2019年5月以来の高い上昇率となった。

中銀は声明で「経済活動は新型コロナの感染拡大前の水準に戻っておらず、不確実性や下振れのリスクがある」と指摘した。20年の実質経済成長率はマイナス9%超が見込まれている。

中銀は前回9月の会合まで11会合連続で利下げを実施してきた。19年8月からの今回の局面での累計利下げ幅は4%に達している。

ロペスオブラドール大統領は10月23日の会見で「さらに利下げすべきだ」と主張していたが、中銀は異なった判断を示した。

次回の金融政策決定会合は12月17日に予定されている。物価動向次第では、中銀が再び利下げに動くとの見方も金融市場にはある。

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