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シーメンスの7~9月、純利益33%増 デジタル化事業堅調

【フランクフルト=深尾幸生】独シーメンスが12日に発表した2020年7~9月期決算は、純利益が前年同期比33%増の17億5800万ユーロ(約2180億円)だった。電力・ガス部門の上場に伴う利益が貢献したほか、主力の工場のデジタル化関連部門が堅調だった。

シーメンスは新型コロナの逆風下でも堅調な決算を発表した

9月に連結対象から外した電力・ガス部門などを除く継続事業ベースの売上高は6%減の153億1200万ユーロだった。経営の指標としている産業部門の調整後のEBITA(利払い・税引き・償却前利益)は26億4400万ユーロと10%増えた。

工場のデジタル化を手掛けるデジタルインダストリーズ部門の調整後EBITAは55%増。出資する米社の株式再評価の影響が大きいが、中国で自動化機器の売上高が14%増え、ほかの地域の落ち込みを補った。ソフトウエアの受注も2桁増えた。

インフラ関連のスマートインフラストラクチャー部門と鉄道車両のモビリティー部門の調整後EBITAはそれぞれ7%増、19%減だった。ジョー・ケーザー社長は同日の電話会見で「この難しい時期にかかわらず非常に満足のいく結果だった」と述べた。

20年9月期通期の売上高は前期比2%減の571億3900万ユーロ、純利益は22%減の40億3千万ユーロ。21年9月期は、売上高と純利益がやや前年同期を上回るとの見通しを示した。冷え込んでいた自動車や機械業界の投資意欲が回復するとみている。

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