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伊藤忠、サウジの廃棄物処理に参画 仏スエズなどと

伊藤忠商事はサウジアラビアで工業系廃棄物の処理事業に参入する(サウジ東部のジュベイル)

伊藤忠商事は12日、環境事業大手の仏スエズなどと共同でサウジアラビアの廃棄物処理会社を買収したと発表した。同社は同国の石油化学製品の生産・輸出基地から出る汚水などの工業系廃棄物の処理を手掛ける大手。買収額は非公表だが、伊藤忠の持ち分は20%となる。伊藤忠は環境事業の拡大を急いでおり、同国でノウハウを積んで廃棄物処理の拡大をめざす。

サウジの石油化学特区として設立されたジュベイル工業都市に本社を置くエンバイロンメント・デベロップメント・カンパニー(EDCO)を買収した。伊藤忠とスエズ、現地の財閥系投資ファンドの3社でEDCOの株式計65%を取得した。

ジュベイルには米シェブロンや英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル、三菱ケミカルなど160社以上が進出し、EDCOは同地域の廃棄物処理で最大手。年15万トンの処理能力を持つ。伊藤忠は英国やセルビアで一般家庭から出るゴミを処理し、その際発生するメタンガスを燃料とした発電事業も展開しているが、工業系廃棄物の処理に乗り出すのは今回が初めてとなる。

スエズの持つ廃棄物処理のノウハウと伊藤忠が持つ営業網を活用し、EDCOの事業拡大をめざす。伊藤忠としては持続可能な開発目標(SDGs)への対応を急ぐため、一般ゴミだけでなく工業系のゴミを処理するノウハウを取得し、世界展開をめざす。

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