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ルネサス、3密回避に役立つ腕時計試作

半導体大手のルネサスエレクトロニクスは12日、新型コロナウイルスの感染の再拡大が懸念されるなか、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保に役立つウエアラブル端末を開発する。米技術コンサルのアルトランと協業する。まず、省電力の通信用の半導体を搭載した腕時計を試作する。装着した人同士が近づくと、発光ダイオード(LED)や振動で知らせてくれる。

超広帯域(UWB)と呼ぶ無線通信技術を使い、端末間の正確な距離を測定する。10センチメートル以下の精度で位置を測定できる。スマートフォンの接触確認アプリ「COCOA(ココア)」で使われる近距離無線通信「ブルートゥース」に比べて消費電力を10分の1にできるという。

工場や倉庫、オフィスなどで従業員が「3密(密閉・密集・密接)」の状態になるのを回避するほか、オフィスでの入退室管理などで活用ができそうだという。ルネサスが通信用の半導体を開発し、アルトランが製品を設計・開発する。実際の製品を試作することで、半導体の用途を顧客メーカー企業に示す狙いもある。

ルネサスは2021年後半に距離測定用の半導体製品のサンプル出荷を始める。(広井洋一郎)

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