フェンシングをエンタメに 意表突く発想でイメージ刷新
日本フェンシング協会会長 太田雄貴
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「やれることは全て注ぎ込んだ。ちょっと詰め込み過ぎたくらい」。9月に東京で開催されたフェンシングの第73回全日本選手権。新型コロナウイルスの影響で無観客開催を強いられたが、日本フェンシング協会会長の太田雄貴(34)は転んでもただでは起きなかった。
無観客を逆手に取り、「徹底的にリモートで楽しめる大会をつくった」。発光ダイオード(LED)を存分に使い、カメラアングルにこだわった迫力ある映像を「Abe...
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