/

この記事は会員限定です

誰も責を負わない 三菱スペースジェット失敗の本質

[有料会員限定]
日経クロステック

歯切れの悪い会見だった。2020年10月30日、三菱重工業がオンラインで中期経営計画「2021事業計画(21~23年度)」を発表。注目はもちろん、事前に「事業凍結」の情報が流れた国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット」事業の先行きである。

最大の関心は、ビジネスとして事業化するか否か。すなわち、今後同社がスペースジェットの量産をどうするかにあった。だが、報道陣が懸命に食い下がる中、とうとう最後まで泉沢清次社長からこの問いに対するはっきりとした回答が得られなかった。

この会見の1週間ほど前の10月22日夜から、スペースジェット事業の中断についてメディアはこぞって「事業凍結」と報じたものの、三菱重工は沈黙を貫いていた。この事業凍結という言葉が曖昧だ。

凍結ということは、いつか「解凍」し、量産にまで持ち込むのか。それとも、開発からの事実上の撤退宣言なのかがはっきりしない。この点が会見で明らかになることを期待したのだが、...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り3493文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン