コロナ禍でも下がらない派遣料金 「人手不足の再燃」警戒
企業、契約終了は少なく 新規は厳選
[有料会員限定]
大手人材派遣会社が派遣先企業に請求する事務系派遣の料金が底堅く推移している。新型コロナウイルスの感染拡大で、売り手市場だった昨年ほどの市況の強さは後退したものの、強い値下げ要請もなく下半期に入った。コロナ禍前の人手不足への警戒感が残っているためだ。
「契約終了は少なく、現状のスタッフを維持する派遣先が多かった」。ランスタッドの猿谷哲社長は今秋の状況を話す。
コロナ禍で派遣需要は減少した。人材派遣会...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り971文字
関連企業・業界
企業: