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IBMクリシュナCEO「量子計算機、数年で性能向上」

世界経営者会議

米IBMのアービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は11日、第22回日経フォーラム「世界経営者会議」で講演し、「今後3~5年で量子コンピューターはこれまでの技術で解決できなかった問題を解くようになり、社会に多大な利益をもたらすだろう」と性能が大幅に向上する見通しを示した。

オンラインで講演するIBMのアービンド・クリシュナCEO(11日午後、東京都千代田区)

IBMは米グーグルなどとともに、量子コンピューターに積極的に投資している。クリシュナ氏は「素材や新薬の開発、石油商品の最適化などに活用できるだろう」と話し、M&A(合併・買収)も含め、同分野を強化するとした。

IBMが量子コンピューターと並んで力を入れる「ハイブリッドクラウド」にも言及した。競合企業も含め、複数のクラウドを組み合わせて一括管理するもので、関連技術を持つ米レッドハットを昨年買収した。クリシュナ氏は「単一のクラウドを使う場合に比べて、ハイブリッドクラウドの方が2.5倍の価値を企業にもたらす」と主張した。

M&A戦略については「具体的なターゲットの企業は言えないが、ハイブリッドクラウドや人工知能(AI)、サイバーセキュリティーといった分野が考えられる」と話した。

企業買収の一方で、IBMは10月にインフラサービス部門を分離する方針を発表している。この理由についてクリシュナ氏は「顧客や社員、株主に最大の価値をもたらすには、分社化してそれぞれの事業を最適化するのがよいと判断した」と語った。

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経営者会議

日本経済新聞社はスイスのビジネススクール「IMD」や米ハーバード・ビジネス・スクールと共同で、11月10、11日に都内で第22回日経フォーラム「世界経営者会議」を開く。テーマは「分断を越え新常態へ」。今年は新型コロナ禍を踏まえ、初めてオンライン配信を中心とした開催形式にする。

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