旧来型の小売株もワクチン期待で復調
米州総局 白岩ひおな
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10日の米国株式市場では景気敏感銘柄の多いダウ工業株30種平均が前日比262ドル(0.9%)高と続伸し、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は続落した。「復調」の兆しがみられるのは、出遅れが目立っていた店舗を中心とする旧来型の小売銘柄だ。新型コロナウイルスのワクチンが供給され感染が収束すれば、オンラインに軸足を移していた消費者が再び店舗に戻るとの期待感がある。
この日、気を吐いたのが百貨店株だ。...
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