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バイデン氏、欧州首脳と会談 英はEU交渉の懸念払拭図る

(更新)

【ロンドン=中島裕介】米大統領選で当選確実となったバイデン前副大統領は10日、英国、フランス、ドイツなど欧州各国首脳と相次いで電話会談した。英国のジョンソン首相は、難航する欧州連合(EU)の将来関係を巡る交渉を懸念するバイデン氏の不安払拭を図ったもようだ。

トランプ米大統領と親交が深いジョンソン首相が、バイデン前副大統領と良好な関係を築けるか不安視されている=ロイター

英スカイニューズによると、ジョンソン氏はEUとの将来関係を巡る交渉について、かつて紛争があった英領北アイルランドの和平を守る結果になることを保証した。

バイデン氏はアイルランド系移民の子孫で、北アイルランド問題への関心は強い。ジョンソン政権はEUとの交渉が決裂した場合に、EUとの離脱協定に定められた北アイルランド和平を維持するための約束を修正する法案を打ち出している。バイデン氏は9月中旬にはこれに強い懸念を示すツイートを投稿しており、英議会でも法案審議が紛糾している状況だ。

バイデン氏は北アイルランド問題のもう一方の当事国でEU加盟国アイルランドのマーティン首相とも10日に電話で会談し、北アイルランド和平を守ることの重要性を確認した。

英政府によると電話協議の中で、ジョンソン氏は2021年11月に英国で開催予定の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)にバイデン氏を招待した。英国が21年に議長国を務める主要7カ国首脳会議(G7サミット)などの場で直接会談したいとの意向も伝えた。

フランスのマクロン大統領も10日、バイデン氏と協議し、祝意を伝えたうえで、気候変動、公衆衛生、テロ対策などについて新政権と協力したいとの意向を示した。仏大統領府が明らかにした。

ドイツのメルケル首相も同日、バイデン氏と電話で協議した。カナダのトルドー首相は9日に話した。

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