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米イーライ・リリーのコロナ抗体薬を緊急承認 FDA

(更新)

【ニューヨーク=野村優子】米食品医薬品局(FDA)は10日までに、米製薬大手イーライ・リリーの新型コロナウイルス抗体薬の緊急使用許可を承認した。新型コロナ患者のうち症状が軽度から中程度の成人、または12歳以上の小児への投与が可能となる。発症から10日以内の投与が求められている。

緊急承認を受けたのは、カナダのアブセレラ・バイオロジクスと共同開発するモノクローナル抗体薬「LY-CoV555」。新型コロナの回復患者から抽出した抗体がモデルとなっており、承認により1回の静脈注射が認められた。臨床試験(治験)では、投与により軽度から中程度の新型コロナ患者の入院率が低下した。

年内に100万回分を製造する見通し。米政府とは、30万回分を3億7500万ドル(390億円)で供給することで合意している。イーライ・リリーが緊急使用許可の申請を出したと発表したのは、10月7日だった。FDAが審査して、承認を出すまでに1カ月強かかっている。

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