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首相、人事事前調整は適法 学術会議の会員任命拒否

菅義偉首相は10日の衆院本会議で、日本学術会議の会員任命拒否問題を巡り、学術会議と政府の間で2017年に行われた人事の事前調整は適法との考えを強調した。擦り合わせを踏まえた会員候補の推薦は、日本学術会議法に基づき「学術会議が行うものだ」と述べた。政府との事前調整があっても推薦自体を学術会議が実施していれば問題ないとの立場を示した発言だ。

17年の会員人事に関し、首相はこれまでの国会答弁で、事前調整したと明言している。これに対し、当時の学術会議会長だった大西隆氏は9日の野党ヒアリングで、会員候補の選考過程の説明だったと反論。認識の差が浮き彫りになっている。

衆院本会議で首相は、今年の人事で会員候補6人が除外されたことについて「政府に推薦名簿が提出される前、学術会議の会長との間で意見交換が行われたが、任命の考え方の擦り合わせまでには至らなかった」と説明。任命拒否は政府と学術会議側による事前調整が働かなかったのが原因との考えを重ねて示した。擦り合わせに向けた双方の「意見交換」の内容は明かさなかった。

今回の任命拒否を巡り「政府の法案への反対を理由に行ったものではない」と改めて主張した。同時に「専門分野の枠にとらわれない、広い視野に立ったバランスの取れた活動を確保するため、任命権者として必要な判断を行った」とした。

立憲民主党の中島克仁、共産党の宮本徹両氏への答弁。

〔共同〕

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