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木曽路、千葉の焼肉店「大将軍」を買収 初のM&A

夏期の売り上げが比較的大きい焼き肉事業を強化し、しゃぶしゃぶ主体による業績の季節変動を抑える(木曽路と大将軍の店舗)

木曽路は10日、焼き肉チェーンを運営する大将軍(千葉市)を完全子会社化すると発表した。地元金融機関系のファンドなどから2021年1月に全株式を取得する。取得額は非公表。木曽路は冬期に売り上げが偏る一方、焼き肉は夏期の売り上げが比較的大きい。会社全体の業績の季節変動を小さくし、焼き肉事業をしゃぶしゃぶに次ぐ柱にする考えだ。

大将軍は国産牛にこだわっているのが特徴で、千葉県を中心に高級業態の「大将軍」や中価格帯の「くいどん」など38店展開する。8月に既存店売上高が前年同月比でプラスに転じたという。新型コロナウイルスの影響がなかった19年6月期の売上高は53億円、最終損益は1200万円の赤字だった。

木曽路は自社ブランドの焼肉店「じゃんじゃん亭」を東海地区に15店持つ。買収で木曽路に占める焼き肉事業の売上比率を現在の約5%から20%程度に引き上げる。今後、大将軍のブランドを東海地区で展開することも視野に入れる。木曽路の大橋浩取締役は「コロナ禍で売り上げが変動する弱みがあらわになり、自社では初の買収を決断する要因になった」と話した。

大将軍は1974年創業。経営が悪化し2016年に、現在まで株式を保有する独立系のファンド「刈田・DSG投資事業有限責任組合」や千葉銀行系のファンドから出資を受けていた。

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