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カルティエ社長兼CEO「コロナでEC売上高3倍」

仏カルティエ・インターナショナルのシリル・ヴィニュロン社長兼最高経営責任者(CEO)は10日、第22回日経フォーラム「世界経営者会議」で講演し、「新型コロナウイルスで厳しい局面はあったが、電子商取引(EC)の売上高が3倍に増えるなど良い兆しもあった」と話した。欧州では第2波によるロックダウン(都市封鎖)が目立ち始めているものの、「中国など回復している市場もある」とした。

オンラインで講演する仏カルティエ・インターナショナルのシリル・ヴィニュロンCEO(10日、東京都千代田区)

対面販売が基本の高級ブランドにあって、オンラインでの営業などには抵抗があったという。しかし、「変化に適応しなければ生き残れない」としてシステム、倉庫、物流など含め、対応を進めた。

世界経済はコロナ禍で停滞し、個人消費も総じて落ち込んだ。そんな中、「ジュエリー(宝飾品)が意外に好調だった。コロナによる隔絶で、逆に人と人とのつながりの大事さを再認識し、誕生日や記念日の贈り物が増えたのではないか」と話した。

LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)がティファニーの買収を一度撤回し、買収価格を引き下げて再度買収することで合意したことに関連し、「世界の主要なブランドの再編が進むとは思わない」と話した。

スマホの普及で時計をしない人が増えているが、「時計は時間を見るためだけの道具ではない。50年、100年たっても変わらない美を愛する人は多い」として宝飾品としての価値をアピールすれば引き続き顧客を獲得できるとした。

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経営者会議

日本経済新聞社はスイスのビジネススクール「IMD」や米ハーバード・ビジネス・スクールと共同で、11月10、11日に都内で第22回日経フォーラム「世界経営者会議」を開く。テーマは「分断を越え新常態へ」。今年は新型コロナ禍を踏まえ、初めてオンライン配信を中心とした開催形式にする。

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