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里見四冠が勝ち1勝1敗に 将棋・女流王座戦第2局

(更新)
女流王座戦第2局で西山女流王座(手前)を破り、1勝1敗のタイとした里見女流四冠(10日、東京都港区)

将棋の第10期リコー杯女流王座戦(特別協力・日本経済新聞社)五番勝負の第2局が10日、東京都港区の明治記念館で指され、午後5時27分、110手で後手の挑戦者、里見香奈女流四冠(28)が西山朋佳女流王座(25)を破り、対戦成績を1勝1敗のタイとした。

持ち時間各3時間のうち、残りは西山女流王座18分、里見女流四冠9分。第3局は12月1日、神奈川県秦野市の陣屋で指される。

(投了図は△3六銀まで)

この日の将棋は、西山女流王座が7筋の位をとり三間飛車に。里見女流四冠は居飛車で2枚銀を中央に並べて対抗する。

挑戦者が6筋から仕掛け角交換となり、ともに竜を作る。攻め合いと思いきや、里見女流四冠の60手目8一歩が玉から遠い香車を守る渋い一手。

駒の補充がきかない女流王座は少ない攻め駒で後手陣に食らいつくが、挑戦者はその攻めにギリギリで対応。先手の攻めが遠くなった瞬間に飛車を切って襲いかかり、一気に先手玉を仕留めた。

解説の藤森哲也五段は「女流王座の鋭い攻めと、挑戦者の手厚い受け。両者の持ち味が存分に出た一局。8一歩が挑戦者の充実ぶりを表す一手で印象深い」と話した。

〈指し手〉

▲7六歩△3四歩▲7五歩△4二玉▲7八飛△6二銀▲6八銀△5四歩▲6六歩△3二玉▲6七銀△1四歩▲1六歩△4二銀▲4八玉△6四歩▲3八玉△6三銀▲2八玉△8四歩▲3八銀△5二金右▲9六歩△9四歩▲5八金左△5三銀▲7七角△8五歩▲7六銀△7四歩▲同歩△同銀▲7五歩△6三銀▲9八香△8四飛▲6七銀△6五歩▲同歩△7七角成▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8三飛▲7四歩△5五角▲7五飛△8七飛成▲5六歩△4四角▲7三歩成△同桂▲同飛成△8九竜▲7一竜△6六歩▲7六銀△8一歩▲8四歩△同竜▲3六桂△3三角▲7五銀△8七竜▲6四歩△同銀左▲同銀△同銀▲7四角△7八竜▲6三銀△4二金寄▲6二銀成△5二桂▲同角成△7一竜▲4二馬△同角▲7一成銀△6七歩成▲5九金引△6六角▲8一成銀△8九飛▲7一飛△5九飛成▲同金△3九銀▲1八玉△2八金▲1七玉△5三角▲2六歩△7一角▲7二飛△6二歩▲7一飛成△3八金▲2四桂打△同歩▲同桂△3三玉▲4一竜△2八銀不成▲2七玉△3七銀成▲同桂△3六銀まで110手で里見女流四冠の勝ち

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