[FT]バイデン氏、憎しみの大統領の時代に幕(社説)
[有料会員限定]
地上最強の人物が徐々に権力を失っていく流れは止まらない。ドナルド・トランプ米大統領はホワイトハウスにとどまろうと戦うだろうが、その根拠はあやしい。世界は既に米国の選挙から先に進んでいる。各国の首脳は、ジョー・バイデン氏を「プレジデント・エレクト(大統領に選ばれた人)」と称して祝辞を送っている。ほとんどの米国人が日常生活に戻り始めている。街頭でのパーティーも親トランプ派の集会もそれほど見かけない。...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1890文字
日経電子版の「アメリカ大統領選挙2020」はアメリカ大統領選挙のニュースを一覧できます。データや分析に基づいて米国の政治、経済、社会などに走る分断の実相に迫りつつ、大統領選の行方を追いかけます。