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五輪・パラのチケット払い戻し 開催支持の指標に?

東京五輪の販売済みチケットの払い戻しの受け付けが10日から始まった。対象は公式サイトを通じて国内向けに抽選販売したうちマラソンなどの会場変更ですでに払い戻された分を除く約445万枚。1年延期によって観戦できなくなったチケット購入者のための対応だが、どの程度が払い戻しを求めるかは、五輪開催への国民の期待や支持率を示す指標にもなりそうだ。

抽選販売の時は応募が殺到し、なかなか手に入らないと話題になった。当選したチケットはすべて購入する必要があったが、今回はチケットの1枚単位での払い戻しも可能となる。

新型コロナウイルス禍は世界的に収まる気配がなく、今後の感染状況によって、大会自体が中止になったり無観客になったりする可能性は否定できない。また、感染対策として観客数の制限を迫られ、一部チケットの返上が必要となる事態も想定されている。

ただ、中止や無観客について「検討していない」と明言する大会組織委員会も「コロナの影響で観戦機会が提供できなくなった場合は、別途払い戻しを実施する」としている。

五輪チケットの手続きの期限は30日午前中までで、パラリンピックについては12月1日から21日午前中まで払い戻しを受け付ける。

いずれも購入時と同じ公式の専用サイトで手続きする。組織委は購入者にメールで払い戻しの案内をするが、フィッシング等の迷惑メールと区別するため、専用サイトなどのURLは記載していない。メールや電話で金融機関の口座番号やクレジットカード番号を問い合わせることはないと、詐欺への注意を呼びかけている。

(編集委員 北川和徳)

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北川 和徳

カバージャンル

  • 五輪
  • スポーツ行政
  • スポーツの産業化

経歴

記者生活の大半、運動部で五輪とスポーツを担当してきました。個々の五輪競技とアスリートだけでなく、日本オリンピック委員会(JOC)や日本スポーツ協会(JSPO)、スポーツ庁なども取材してします。2020年東京五輪・パラリンピック、さらにそれ以降に向けて変革が求められている日本のスポーツのあるべき姿を伝え、この国でのスポーツの価値をもっともっと向上させることができたらと思って記事を書いています。

活動実績

        
2020年12月17日 企業の管理職向けセミナーで「東京五輪・パラリンピックの行方」講演
2019年9月20日 スポーツ庁主催「スポーツオープンイノベーションネットワーキング」パネルディスカッション司会
2019年7月9日 日経読者セミナー「記者に聞きたいニュースの裏側」に登壇。テーマは「東京2020の楽しみ方」
2019年3月27日 日経神戸懇話会で講演「スポーツで日本、神戸を元気にしよう」
2019年3月20日 筑波大学のシンポジウム「学校スポーツの現在地と思い描く未来」モデレーター
2018年5月26日 BSジャパン「プラス10サタデー出演」

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