筑波銀行頭取「本業支援に軸足」 拠点削減は前倒し
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茨城県を地盤とし、合併による誕生から10年が過ぎた筑波銀行。合理化を進める中でも低金利や人口減の逆風は続き、外部ではSBIグループによる地銀出資など新たな再編も広がる。コロナ禍に悩む地元企業への対応も課題だ。生田雅彦頭取に現在の状況や今後のかじ取りを聞いた。
――2020年4~9月期の純利益見通しなどを上方修正しました。「コロナ融資」の影響は出ていますか。
「上期に有価証券関係の損益が良かったことや経費削...
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