大幅変更で困惑も 「住所表記」の法的根拠
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Case:92 市役所から私の住所の表記を変えるとの通知が届きました。今まで「××町1番地2」だった住所が「△△三丁目4番5号」となるそうです。住所変更の手続きが発生するケースもあるようで、困惑しています。なぜこのようなことが起きるのでしょう。
数十年前まで住所は土地の名称(町名や字名)と土地の地番で記されるのが一般的でした。表記の原則は、市や区に続いて大字(おおあざ)→小字(こあざ)→地番という順...
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「賃貸物件の仲介手数料は何か月分?」「子供が自転車事故の加害者になったら親の責任は?」。家計と無関係ではない身近な法律問題を取り上げ、判例などを基に弁護士の志賀剛一氏が解説します。隔週木曜日に掲載します。