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米ファイザー、ワクチンの効果9割超に

(更新)

【ニューヨーク=中山修志】米製薬大手のファイザーは9日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンの治験で予防の有効性が90%を超えたとする初期データを発表した。同社は11月中にも米食品医薬品局(FDA)にワクチンの承認を申請するとみられる。世界各国で新型コロナの感染ペースが高まるなか、ワクチン実用化に向けた動きが本格化してきた。

ファイザーによると、独ビオンテックと共同開発中のワクチンの治験に参加した人を調べたところ、9割以上の対象者に予防の効果が生じたという。引き続き副作用が無いかなどの安全性を確認しており、データが集まり次第FDAに緊急使用許可の承認を申請する。

ファイザーは規制当局の承認が得られれば、年内に世界で最大5000万回分(2500万人分に相当)、21年末までには最大13億回分のワクチンを製造する計画だ。日本政府は同社から1億2000万回分のワクチンの供給を受けることで基本合意している。

米大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領とトランプ大統領は同日、それぞれ「素晴らしいニュースだ」と述べた。

欧米の製薬大手のワクチン開発ではファイザーが先行している。米モデルナや米ジョンソン・エンド・ジョンソン、英アストラゼネカも治験の最終段階に入っている。モデルナは11月末までにワクチンの有効性を確認し、12月にもFDAに緊急承認を申請する予定だ。

中国やロシアはすでに特例的に一部ワクチンに対して使用許可や緊急承認という形で実用化を進めている。FDAは拙速な開発のリスクを指摘しており、ワクチンの安全性が課題になっている。

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