「全く関係なくはない」 訪米と解散巡り二階氏
自民党の二階俊博幹事長は9日の記者会見で、米大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利を確実にしたのを巡り、菅義偉首相が検討する訪米時期と衆院解散戦略の関係に含みを残した。首相が年明けに訪米した場合に来年1、2月の解散は難しいかを問われ「訪米と解散の関係は、全く関係ないわけではない。政治だから」と述べた。同時に「特に関係あるわけではない。米国は米国、日本は日本だ」とした。
政府内では日米首脳会談は、来年1月20日の大統領就任式以降で調整を要請する案が有力となっている。一方、自民、公明両党の幹部が来年1月の衆院解散・総選挙の可能性に言及している。
〔共同〕