テルモ、貼り付け式でインスリン投与 欧州で糖尿病に - 日本経済新聞
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テルモ、貼り付け式でインスリン投与 欧州で糖尿病に

テルモは9日、糖尿病患者に持続的にインスリンを投与するパッチ(貼り付け)式インスリンポンプについて、欧州での販売に必要な認証を取得したと発表した。近く販売を始める。日本でのみ販売してきたが、糖尿病領域の事業拡大に向けて海外に展開する。

製品名は「メディセーフウィズ」で、日本では2018年に発売した。従来のインスリンポンプでは分離していたポンプと注入部を一体化して、リモコンで操作できるようにした点が特長だ。ポンプと注入部をつなぐチューブを排除することで、チューブが体の動きを妨げたり外れたりするのを防ぐようにした。重さも34グラムと軽い。

腹部などに貼り付けると、皮膚の下に刺さった針を通してインスリンが持続的に投与される。食事や運動に合わせてインスリンの注入量を細かく調整できるため、自己注射に比べて血糖値の変動を抑えやすいという。

毎日のインスリン投与が必要な1型糖尿病の患者が主な対象になる。日本では自己注射が主流でインスリンポンプの利用率は10%に満たないが、欧州では20~30%と比較的高いという。パッチ式のインスリンポンプはテルモの製品が国内初で、海外では米インスレットが高いシェアを持つ。

テルモは糖尿病領域で血糖測定器やインスリン用注射針「ナノパス」などの事業を手掛ける。事業売上高は年間約200億円で、ここ数年は単価下落などで伸び悩んでいた。

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