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体操国際大会、コロナ下で開催 内村「楽しかった」

新型コロナウイルス感染拡大後では五輪競技で初めてとなる体操の国際大会が8日、東京・国立代々木競技場で開催された。日本のほか、ロシア、米国、中国からも選手が来日。リオデジャネイロ五輪2冠の内村航平(リンガーハット)らが久しぶりの国際舞台で演技し、観客を沸かせた。コロナ対策の検討が進む東京五輪・パラリンピックのテストケースとしても注目され、多くの五輪関係者も視察に訪れた。

鉄棒の演技をする内村航平=代表撮影・共同

開会式では国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長によるビデオメッセージが流れ、内村と昨年の世界選手権個人総合王者、ニキータ・ナゴルニー(ロシア)が選手を代表してあいさつした。試合は4カ国の男女30選手が「フレンドシップ(友情)」チームと「ソリダリティー(絆)」チームに分かれて団体戦で行われた。

各国の実力者も集う中、一番観客を沸かせたのはやはり内村。東京五輪の出場を目指す種目、鉄棒で大技「ブレトシュナイダー」を成功させ、15.200点の高得点をたたき出した。閉会式で再びマイクの前に立ち、「確実に来年の東京五輪に向けていい形でつなげられた。僕たち選手の表情を見ていただけたら分かると思いますが、めちゃくちゃ楽しかったです」とあいさつし、大きな拍手を浴びた。

今大会を主催した国際体操連盟(FIG)は「コロナを日本に持ち込ませない」「選手に感染者を出さない」を最優先命題とし、徹底したコロナ対策を敷いた。選手団の宿泊ホテルはチームごとにフロアを貸し切り、ホテルと練習・試合会場の移動以外は外出も禁止した。滞在中は毎日PCR検査も受けるなど制約は多かったが、海外選手たちもおおむね理解を示した。米国選手は試合後、「対策をしなければ他の人の命を危険にさらす。このイベントを成功させた日本は五輪開催にふさわしいと感じた」と語った。

会場では運営スタッフも選手との距離により4つのカテゴリーに分けられ、入場口では検温のサーモメーター、消毒液や除菌のミストシャワーを設置した。

大会には東京都の小池百合子知事、橋本聖子五輪相、東京組織委員会の森喜朗会長らが視察に訪れた。現在、政府や東京都、組織委が中心となって東京五輪の新型コロナ対策を議論しており、年内にも中間報告をとりまとめる。10日にはFIGの渡辺守成会長と組織委による意見交換が予定されている。

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