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「分断ではなく結束」 バイデン氏が勝利宣言

(更新)

【ワシントン=永沢毅】米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領は米東部時間7日夜(日本時間8日午前)、国民向けの演説に臨んだ。「米国民が声を上げ、私たちを明確な勝利に導いてくれた」と勝利を宣言。「分断ではなく、結束をめざす大統領になる」と分断の修復に取り組むと約束した。

演説は地元の東部デラウェア州で実施し、副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員も同席した。新型コロナウイルスの感染対策で、支持者が車のまま会場に乗り入れる「ドライブイン」形式をとった。

バイデン氏は約20分にわたる演説で「私は誇り高い民主党員だが、米国の大統領としてこの国を治める」と力説。「前に進むため、反対する人たちを敵とみなすのはやめなければいけない。癒やしの時だ」と述べ、融和を呼びかけた。

トランプ大統領の支持者には「失望は分かる。でも今は暴言をやめ、お互いに向き合って話に耳を傾けるときだ」と促した。共和党には「米国民は私たちに協力するよう求めている」と述べ、政策実現に向けた連携を呼びかけた。

新型コロナウイルスについては「制御するまで経済は立て直せない」と強調。9日に専門家のグループを指名し、2021年1月に大統領に就任する日から感染対策に最優先で取り組むと表明した。中間層の暮らしの立て直しや人種差別の根絶、気候変動問題を重視すると語った。「世界で再び尊敬される国にする」とも訴えた。

7日、デラウェア州ウィルミントンでバイデン氏に先立ち演説するカマラ・ハリス氏=AP

初の女性副大統領に就く見通しとなったハリス氏はバイデン氏に先立って演説した。「私は女性として最初の副大統領になるかもしれないが、決して最後にはならない」と表明した。「大変な仕事が待っている。道のりは平たんではないが、私とジョーは準備ができている」と政権運営に意欲を示した。

米大統領選

(号外)バイデン氏 勝利宣言

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