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車両保存施設、24年秋にも 尼崎脱線事故でJR西

2005年に兵庫県尼崎市で乗客ら107人が死亡したJR福知山線脱線事故で、JR西日本は7日、7両の事故車両を一体的に保存する施設について、遺族、被害者に説明した。施設は社員研修センター(大阪府吹田市)の敷地内に建設し、社員の安全教育に活用する計画で、24年秋の完成を目指す。

事故車両は広さ約1500平方メートル、高さ約7メートルの空間に収容し、温度や湿度を管理。地下には映像で事故当時の状況が分かる教育設備をつくり、社員の理解を深める。今年度中に設計に入り、22年に本格着工する。

説明会は同日、兵庫県伊丹市内で行われた。JR西の長谷川一明社長は終了後、記者会見し、事故現場の慰霊施設「祈りの杜(もり)」での車両保存を望む声もあったと説明。事故車両の一般公開についても議論があり、「非常にナーバスな問題。否定的なお考えの方もいる」と今後も慎重に検討する考えを示した。

また、今年の追悼慰霊式は新型コロナウイルスの影響で中止したが、21年4月25日の式典は通常開催する方針。「状況によっては現場中継の活用や人数制限など、感染防止策を取る可能性もある」(同社長)という。

JR西は11年に神戸地検から事故車両の返還を受け、大阪市内と兵庫県高砂市内に分散して保管。希望する遺族に限定して公開する一方、恒久的な保存についても検討し、19年11月に7両を一体保存して安全教育に活用する方針を示していた。

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