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トルコ大統領、中央銀行総裁を更迭 リラ信認に影響も

(更新)
トルコ中央銀行のウイサル総裁=ロイター

トルコのエルドアン大統領がトルコ中央銀行のウイサル総裁を更迭したことがわかった。後任にはアーバル前財務相が昇格した。英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。エルドアン氏がウイサル氏の金融引き締め路線に不満を抱いていたのが一因とみられる。トルコでは2019年にも中銀総裁が更迭されており、通貨リラの信認にも響きそうだ。

ウイサル氏は7日早朝に大統領令で更迭された。新型コロナウイルスで傷ついた国内経済を支えるため、エルドアン氏は政策金利の引き下げに期待を示してきた。ただ、トルコ中銀は9月に2年ぶりに主要な政策金利を上げ、10月下旬の金融政策決定会合でも政策金利を据え置いた。ウイサル氏はリラの下落圧力も考慮し、利下げに慎重だったとみられる。

トルコ中銀では前総裁だったチェティンカヤ氏が19年7月に更迭され、後任としてウイサル氏が就任した。ウイサル氏はわずか1年余りで交代することになった。

足元でリラは急落しており、10月30日には5日連続で対ドルの最安値を更新した。今回の総裁更迭により、トルコ中銀は金融緩和に転じる可能性がある。中央銀行の独立性がさらに懸念される事態ともいえ、リラへの売り圧力はさらに高まりかねない。

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