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NYダウ反落、66ドル安 週末控え利益確定の売り優勢

【NQNニューヨーク=古江敦子】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比66ドル78セント(0.2%)安の2万8323ドル40セントで終えた。ダウ平均は前日までの4日続伸で1888ドル(7.1%)上昇しており、週末を控えて短期的な過熱感を警戒した持ち高調整や利益確定を目的とした売りが広がった。

新型コロナウイルスの感染再拡大は投資家心理の重荷となった。米国では5日、1日当たりの新規感染者数が初めて12万人を突破した。拡大防止のための行動制限が再び強化され,景気回復が遅れるとの警戒感が高まった。

米大統領選を巡り、取引を見送るムードも高まった。民主党のバイデン前副大統領が当選に必要な「選挙人」の過半数を獲得する見通しが強まっている。一方、激戦州5州の開票作業が大詰めを迎えるなか、ジョージア州での再集計の可能性やペンシルベニア州での郵便投票の開票の遅れが報じられ、混乱が深まっている。「バイデン氏の勝利が有力視されるが、結果が判明するまで売買を見送るムードもあった」(ナショナル・ホールディングスのアート・ホーガン氏)との声も聞かれた。

ダウ平均は上昇する場面もあった。6日朝発表の10月の雇用統計では非農業部門の就業者数は前月比63万8000人増と市場予想(53万人増程度)を上回った。失業率も6.9%と9月(7.9%)から低下し、6カ月連続で改善した。雇用情勢の改善が続いているとの見方が相場を下支えした。

金融のJPモルガン・チェースや医療保険のユナイテッドヘルス・グループが下げた。原油先物相場の下落でシェブロンなど石油株も売られた。一方、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や小売りのウォルマートなど消費関連株は上昇した。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に5日続伸し、前日比4.30ポイント高の1万1895.23と、過去最高値を付けた9月2日以来ほぼ2カ月ぶりの高値で終えた。アナリストの投資判断引き上げが伝わったアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなど半導体株の一角が上昇した。

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