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「トランプ氏の不正訴え、根拠なし」共和議員が批判

(更新)

【ニューヨーク=宮本岳則】トランプ米大統領が大統領選の投開票を巡って不正を訴えている問題で、身内の与党・共和党から批判の声が上がってきた。米東部の激戦州ペンシルベニア選出のパット・トゥーミー上院議員は6日、トランプ氏の主張には「根拠がない」と指摘し、民主党候補のバイデン前副大統領が勝利したら結果を受け入れると話した。

トゥーミー氏は6日、米CBSテレビの番組でトランプ氏を批判した。ペンシルベニア州の開票を巡っては、トランプ陣営が5日、最大都市フィラデルフィアがある地区で、陣営立会人が監視できない状態で開票が進んでいるとし、集計の差し止めを連邦地裁に申し立てた。陣営関係者は民主党が不正を行っているなどと、繰り返し主張してきた。

大統領選は開票作業が進むにつれて、バイデン氏優位が鮮明になってきている。劣勢を認めないトランプ氏と同陣営は記者会見の場やツイッターを使って、「民主党が選挙を盗もうとしている」などと主張している。一部の共和党議員が同調するなか、トランプ氏と距離を置こうとする動きが広がっている。中西部イリノイ州選出のアダム・キンジンガー下院議員はツイッター上で「不正を懸念しているのであれば、証拠を出して裁判所に提出すべきだ。誤った情報を広めるのは止めなければならない」と訴えた。

アメリカ大統領選挙

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