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CPの英テスコ東南ア事業買収、タイ当局が条件付き承認

【バンコク=岸本まりみ】タイ取引競争委員会(日本の公正取引委員会に相当)は6日、タイの財閥チャロン・ポカパン(CP)グループによる英スーパー大手テスコの東南アジア事業買収を条件付きで承認した。CPはタイとマレーシアにある約2千店舗を傘下に収め、同地域の小売市場で一段と存在感を高める。

テスコ・ロータスの店舗(1月、バンコク)=小高顕撮影

同委員会は「買収は競争を大幅に減少させる可能性がある」としつつ、「市場を独占するほどではない」と判断。3年以内の同業との合併禁止や中小企業との取引拡大など7項目を条件に買収を認めた。

CPは3月に105億7600万ドル(約1兆800億円)を投じ、テスコの東南アジア事業を買収する方針を発表していた。英ユーロモニターによると、タイの食料品を扱う近代小売市場でCPのシェアは60%まで上昇する見込みで、独占にあたるかが焦点となっていた。

計画の承認でCPはテスコが展開していたタイの約1900店舗、マレーシアの約70店舗をそれぞれ手にする。

CPはタイでスーパーマーケット「サイアム・マクロ」やコンビニエンスストア「セブンイレブン」を運営している。コンビニの販売シェアで約8割を握るが、スーパーでは英テスコ系の「テスコ・ロータス」などに水をあけられていた。

マレーシアの食品小売市場でも、CPは一気に15%のシェアを握ることになる。テスコの店舗網を握ることで、初進出となる同国市場への足がかりを築く。

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