窮した売り方の個人、レバETFに巨額逆日歩
証券部 二瓶悟
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日経平均株価が終値ベースで1991年11月以来の高値を更新した。米大統領選を通過し、不透明感が払拭されたと判断したファンド勢などの資金が先物を中心に流れ込んだ。混乱の長期化を見越して空売りを仕掛けていた個人投資家は翻弄された。レバレッジ型上場投資信託(ETF)で生じた巨額の品貸し料(逆日歩)はその証拠だ。
「弱気ポジションを組んでいた多くの個人投資家が急速な上げに耐えきれず、買い戻しを迫られている...
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