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金沢の町家をレンタル、商店街の活気回復に一役

金沢市の横安江町商店街に9月、町家を改修したレンタルスペース「Nigiwai Space 新保屋」がオープンした。同商店街は江戸時代から続く歴史ある地区ながら、かつてのにぎわいはみられない。町家をイベントなどで利用してもらい、活気を取り戻そうとしている。

築100年を超える町家をイベントなどで利用してもらう(金沢市)

町家は築100年を超える。もともと履物問屋「新保商店」が営業していた。現在はレンタルスペースとして和室や板の間、土蔵を貸し出しており、これまでに和菓子の製作体験や水引教室が開かれた。料金は1時間1000円。キッチンも備えている。飲食店営業許可を取得済みで、レストランのような使い方も想定する。

横安江町商店街のルーツは浄土真宗金沢別院の門前町だ。仏壇や法衣を扱う店舗が多く立地するほか、衣料品店や書店、工芸品店もある。JR金沢駅や金沢市の代表的な観光スポットである近江町市場から近い場所にあるものの、近年は相次ぐ閉店で空き店舗が目立つようになった。

新保商店も約20年前に閉店した。建物を所有する新保拓海さんは「町家を貸してほしいという問い合わせがいくつもあった。改修して役立てたいと思った」と話す。運営やPRは地元出身のラジオパーソナリティー、松岡理恵さんが務める。「番頭」の肩書でSNS(交流サイト)を通じた情報発信や館内の案内役を担う。

松岡さんは「観光客は商店街を通り過ぎて『ひがし茶屋街』などの観光地へ行ってしまう。商店街の魅力を高めて集客につなげたい」と話す。商店街のPRに使う動画の撮影や展示会のイベントも計画している。

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