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阪急阪神HD、21年3月期の最終赤字360億円

阪急阪神ホールディングス(HD)は6日、2021年3月期の業績見通しを初めて公表し、連結最終損益が360億円の赤字(前期は548億円の黒字)になると発表した。通期の最終赤字は06年の阪急ホールディングスと阪神電気鉄道の経営統合以来初めて。新型コロナウイルスの感染拡大でホテルや旅行業、主力の鉄道など運輸業の落ち込みが続く。

ホテルは訪日外国人需要が大きく落ち込み、一部で減損損失の計上を検討している。同日、記者会見した阪急阪神HDの大塚順一執行役員は「ホテル業ではスピード感をもって構造改革を進めたい」と話した。

売上高に相当する営業収益は25%減の5750億円、営業損益は120億円の赤字(前期は951億円の黒字)の見通し。収入が大きく落ち込むなか、21年3月期の設備投資は当初の計画から400億円弱を削減する。鉄道や不動産など幅広い事業で維持更新の投資を先送りする。建設中の「梅田1丁目1番地計画」など大規模プロジェクトは計画通り進める。

21年3月末時点で鉄道の利用はコロナ禍以前の8割弱、ホテルは3割程度を見込む。足元では「GoTo」キャンペーンの効果もあって鉄道が85%、ホテルが4割程度で推移する。同社は「最悪の事態は避けられた」として年間配当は前期と同じ50円に据え置く。

同日発表した20年4~9月期の連結決算は最終損益が230億円の赤字(前年同期は476億円の黒字)、営業収益は41%減の2410億円だった。

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