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昭文社HD、観光戦略にデータ活用 人気スポット分析

昭文社ホールディングスは地図とデータを活用し、観光地における旅行者の行動を予測、分析するサービスを始めた。電子版の観光ガイドブックのブックマーク機能のデータを元に、人気スポットの傾向を割り出す。新型コロナウイルスの影響で逆風を受ける観光業の支援策として、自治体や観光業者などに売り込む。

サービス名は「トラベラーズマインド」。子会社のマップル(東京・千代田)を通じて提供する。昭文社(同)の書籍「まっぷる」では購入者向けに本と同じ内容を無料で読めるアプリ「まっぷるリンク」を用意している。新サービスでは同アプリの観光地や宿泊施設をブックマークする機能を活用。蓄積したデータを分析し、観光客が行きたいと思う場所を定量的に示す。

データは表やグラフのほか、地図上に分布図として表示する。自治体などが事業計画を立てる際に、旅行客がどう移動するかの導線をイメージしやすいよう工夫した。宿泊や飲食、観光といったジャンル別に閲覧することもでき、地域の強みを可視化する。

これまでは観光客の行動を分析するには通信事業者の持つ携帯電話の位置情報データを利用するのが一般的な手法だったが、観光客以外のデータも含まれているのが難点だった。観光客のみのデータを扱うことでより正確な分析が可能になったという。

価格は表示するデータの範囲に応じて異なる。2022年3月末までに最大200団体への導入を目指す。

新型コロナウイルスの影響を受けた観光関連事業の復興を支援する狙いで、将来的にはオーバーツーリズム(観光公害)の解消を目的とする需要も見込む。今後はアプリの位置情報データを利用した観光客の行動履歴の分析サービスも手掛けるなど、観光業支援サービスを拡充する予定だ。

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