維新が参院定数6減案 国民民主に共同提出呼び掛け
日本維新の会の片山虎之助共同代表は6日の記者会見で、参院比例代表定数を6減する公選法改正案を議員立法で今国会に提出する意向を示した。共同提出を国民民主党に呼び掛けていることも明らかにした。国民は立憲民主党との衆院会派を離脱し、維新に接近しており、維新側も共同提出で連携を図る狙いとみられる。
参院定数は2018年の法改正で242から6増が決まった。現在245で、22年に248(選挙区148、比例100)となる。法案はここから比例を6減する内容。優先的に当選できる「特定枠」の廃止も盛り込む。片山氏は「定数増に反対だった。身を切る改革を進める」と強調した。
国民は昨年、同趣旨の改正案を提出している。
〔共同〕