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香川の鳥インフル、殺処分開始 疫学調査チーム派遣

鳥インフルエンザが発生した香川県三豊市の養鶏場に向かう防護服姿の関係者(5日)=共同

高病原性鳥インフルエンザが確認された香川県三豊市の養鶏場では5日、33万羽の殺処分が始まった。葉梨康弘農林水産副大臣は同日午後、香川県庁を訪れて浜田恵造知事と会談。葉梨氏は「初動対応や、県と国の連携が重要。防疫措置の支援を約束する」と表明、原因究明のため疫学調査チームを県に派遣したと報告した。

葉梨氏は「33万羽の殺処分は非常に多いが、インフルエンザにかかった食肉や鶏卵を食べても何ら問題ない。過度に不安視しないでいただきたい」と強調し、正確な情報発信にも努めるとした。

発生現場の養鶏場を経営する会社(同県綾川町)の社長によると、今月1日ごろから鶏の変死が増え始めた。社長は「消毒などはきちんとしていたので原因が分からない。これからどうなっていくのか。今は行政の指導を待つしかない」と疲れ切った様子で話した。

陸上自衛隊は5日、県の要請に応じて隊員計700人の災害派遣を決めた。午後には100人が発生した養鶏場に到着し、殺処分などの作業に当たった。県によると、24時間態勢で作業を続け、完了には10日ほどかかる見通し。周辺への広がりがないか確認するため、3キロ圏内で鶏の血液中のウイルス検査も実施し、10キロ圏内で事業者に鶏の大量死が起きていないか聞き取りを進めている。

作業の応援で養鶏場に来た県の40代の男性職員は2018年の発生時にも殺処分に関わった。「2年前にあったばかりなのに」と戸惑いつつ「マニュアルも整備されているので、迅速に動けていると思う」と話した。

環境省は5日、今回の鳥インフルエンザ発生を受け、野鳥に対する全国的な警戒レベルを3段階あるうちで最も高い「レベル3」に引き上げた。〔共同〕

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