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5日の参院予算委の主なやりとり

5日の参院予算委員会論戦のポイントは次の通り。

【日本学術会議】

蓮舫氏(立民)学術会議の推薦人名簿から6人を勝手に外す権限は、事務方の杉田和博官房副長官にないのではないか。

菅義偉首相 学術会議には特定の研究者しか会員になれない仕組みがあり、杉田氏に懸念を伝えた。杉田氏がそれを踏まえて99人を任命する旨の判断を求めてきたので、私が決裁した。

蓮舫氏 名簿から6人を削った過程が分かる公文書はあるか。

加藤勝信官房長官 経緯について杉田氏と内閣府がやりとりした記録は内閣府で管理している。

蓮舫氏 提出を。

官房長官 人事に関する記録だ。今回に限らず、提出は差し控える。

首相 ルールに基づいている。今、官房長官が申し上げた通りだ。

蓮舫氏 任命拒否は国民が最優先で求めていることなのか。

首相 極めて大事。説明すれば、国民に分かってもらえると思う。

小西洋之氏(立民)首相の任命権は推薦に従うだけの付随的行為だ。なぜ任命拒否が合法になるのか説明してもらいたい。

首相 日本学術会議法上、推薦に基づいて任命することになっている。推薦を尊重しつつ学術会議の役割なども踏まえ、任命権者として判断するものと解釈される。推薦された方々を必ず任命しなければならないということではない。この点は、内閣法制局も含め政府の一貫した考え方だ。

森裕子氏(立民)会員定数が充足していない。違法状態ではないか。

首相 過去にも足りないことはあった。

井上信治科学技術担当相 学術会議には定年制があり、任期途中で定年に達した場合は定数を満たさなくなる。必ずしも違法ではない。

森氏 任命拒否された6人を任命すればいい。

首相 会員候補ではなくなっている。

二之湯智氏(自民)プロセスを説明した方が国民には分かりやすい。

首相 以前は正式な推薦名簿が提出される前に、内閣府の事務局などと学術会議会長との間で、一定の調整が行われていた。今回は推薦前の調整が働かず、結果として任命に至らない者が生じた。任命権者が適切に判断するという考え方は、以前も今回も変わらない。

【事業委託】

蓮舫氏 マイナンバーを使った総務省のポイント還元事業は委託が繰り返されている。既得権益であり、見直すべきだ。

首相 見直すべきものは見直すべきだと思う。

【核兵器禁止条約】

白真勲氏(立民)発効が決まった。

首相 現実的に核軍縮を前進させる。署名の考えはない。オブザーバー参加は慎重に見極める。

白氏 締約国会議を被爆地広島や長崎で開催してはどうか。

首相 締約国ではない中で不適切だ。

【はんこ廃止】

二之湯氏 形式的押印はやめるという趣旨か。

河野太郎行政改革担当相 行政手続きで求める認め印は個人の認証にならない。できれば全廃したい。

【幸福度向上】

上野通子氏(自民)国民の幸福度向上のため担当局や統括官を設置し、分かりやすい発信を。

首相 生活の質や満足度に注目するのは極めて有意義。菅政権が進めるデジタル化やグリーン社会に向けた取り組みも、国民の満足度を高める。

〔共同〕

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