「獺祭」蔵元、輸出で2割増収 コロナ禍から回復
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純米大吟醸「獺祭(だっさい)」の蔵元、旭酒造(山口県岩国市)が新型コロナウイルスの影響による落ち込みから急回復している。国内販売は低調だが、アジア向けを中心に輸出が急増し、9月の売上高は前年同月比18.2%増と大幅なプラスに転じた。本社工場はフル生産している。
同社は新型コロナの影響で3~5月の売り上げが前年比ほぼ半減。4~6月に従業員の一時帰休を実施し、生産量も半減した。ところが6月以降、新型コ...
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