マクセル、小型の全固体電池を21年に量産
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マクセルホールディングスは2021年に次世代電池の本命とされる「全固体電池」で小型製品を量産する。形状はコイン型で、小野工場(兵庫県小野市)に生産設備を導入した。電池の容量も大きく、スマートウオッチなどウエアラブル製品での需要が見込めると判断。全固体電池事業の売上高を25年に約300億円に増やす計画だ。
アンペア機器での採用目指す
全固体電池は現在の電池の主要製品であるリチウムイオン電池と同じ2次電池。リチウムイオン電池は中の有機電解液が燃えやすい...
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