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国内感染者、8月21日以来の1000人超 北海道で過去最多

都市部の東京や神奈川、大阪などに加え、寒くなった北海道や東北でも増加が目立つ

国内で5日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者が千人を超えた。1日当たりの感染者数が千人超になるのは8月21日以来。都市部の東京や神奈川、大阪などに加え、寒くなった北海道や東北でも増加が目立つ。気温の低下に伴って窓を閉めきった屋内で過ごす時間が増えていることが一因との見方もあり、換気の徹底などが求められている。

北海道は5日、過去最多となる119人の感染を新たに確認した。10月の感染者数は千人超と月別で最多となっており、札幌市の繁華街「ススキノ」を中心にクラスター(感染者集団)が相次いで発生した。道などは警戒感を強め、ススキノの酒類を提供する飲食店などでの時短営業を検討している。

道の担当者は「9月の3連休後に人出が増えたことに加え、朝晩冷え込むようになり、酒類を提供する飲食店などで換気回数が減った可能性がある」と分析する。

東北でも感染者の増加が目立つ。宮城では仙台市の専門学校や有料老人ホームでクラスターが発生。10月27日に過去最多の45人の新規感染者を確認した。青森でも10月中旬以降、複数のクラスターが発生した。

国内の新規感染者は9月以降、横ばいで推移していたが、最近は接待を伴う飲食店や大学の運動部などでクラスターの発生が相次ぎ、感染の流行が拡大している。

東京都では5日、新規感染者が269人確認された。都内の重症者は8月24日以来、約2カ月ぶりの高水準となる38人になった。5日に開かれた都のモニタリング会議では、出席した専門家が「医療体制への影響に警戒が必要だ」と強調。「重症化リスクが高い人への感染を防ぐため、家庭や介護施設などでの感染予防を徹底してほしい」と求めた。

5日は大阪や神奈川でも新規感染者が100人を超えている。

インフルエンザとの同時流行が懸念される冬を前に、換気など感染対策の徹底が課題となっている。新型コロナの主な感染ルートはせきや会話の際に感染者の口や鼻から出る大小の飛沫を吸い込むこと。冬は空気が乾燥し飛沫が空気中を長く漂いやすくなり、寒さで室内の換気の回数が減ると感染リスクが高まる。

厚労省は「冬は屋内で過ごす機会が増えるため、感染リスクが高まる3密(密集・密閉・密接)が生じやすい。より意識的に室内でのマスク着用や換気を徹底することが必要だ」と呼びかける。

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