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モーリシャス座礁、1月にも油の回収完了

インド洋の島国モーリシャス沖で大型貨物船が座礁し、大量の燃料油が流出した事故について、所有する長鋪汽船(岡山県笠岡市)は5日、海岸などに漂着した油の回収が2021年1月にも完了する見込みだと発表した。マングローブ林などに入り込むなどしたため手作業が中心となり、時間がかかっている。

モーリシャス沖で座礁し、完全に分裂した日本の貨物船(lexpress.mu提供・共同)

貨物船「WAKASHIO」は7月下旬に座礁し、8月6日以降、約1000トンの燃料油が流出した。現地当局やボランティア、清掃業者の作業が現在も続いている。マングローブ林やサンゴなどの環境資源への影響が懸念されている。船を手配した商船三井は社会的責任を果たすべく、環境回復のための基金設立を決めており、複数年にわたって約8億円を拠出する。長鋪汽船も一定額を拠出する意向だ。

一方、座礁したままになっていた船の後方部分については、21年春までに撤去が完了する見通しだ。必要な資機材の調達と撤去の準備を進め、12月下旬から実際の作業に入る。撤去した船と船内の残存物の処理の方法は今後、現地政府と協議して決める方針だ。

船は座礁した後、2つに割れ、前方部分は8月に海に沈めていた。その後の気候条件が不安定だったため、後方部分については安全に作業できる時期を待っていた。作業は中国のサルベージ会社が担う。

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