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コロナ禍のマイル活用術 LCCなど新たな利用先に

ポイント賢者への道(190)

新型コロナウイルスの影響で航空需要が落ち込み、国内大手航空2社の2021年3月期は最終赤字見通しです。期限切れ間近のマイルをどうするか悩んだ人も多いのではないでしょうか。大手2社はマイルの有効期限延長など救済策を打ち出し、新たなサービスも始まりました。

全日本空輸(ANA)は、同じANAホールディングス(HD)傘下の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションのポイントに交換できるサービスを始めました。ANAの特典航空券として利用するには数千マイル必要ですが、ピーチのポイントには500マイルから交換できます。通常は1マイル=0.9ポイントの交換レートです。

マイルは電子クーポン「ANA SKY コイン」に交換して航空券購入などに利用できます。しかし、LCCは航空券が安く、例えば名古屋(中部)―札幌(新千歳)線の最安値を比べると、ANAで予約するよりピーチで予約する方が3~5割程度安くなります。保有が少なく使い道に悩んでいたマイルもピーチのポイントにすれば有効活用できそうです。

日本航空(JAL)はプリペイドカード「JALグローバルウォレット」へのチャージサービスを始めました。チャージするとマスターカード加盟店で利用できます。様々な通貨に両替して海外でも使えます。

従来は銀行口座などからのチャージでしたが、マイルからチャージできるようになりました。3000マイルが1500円相当です。JALマイレージバンク会員向け銀行サービス「JAL NEOBANK」の口座保有者は3000マイルを1800円相当に交換できます。飛行機の搭乗が減り、航空各社はマイルの利用先を増やすとみられます。内容を確認したいところです。

菊地崇仁(きくち・たかひと)
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

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