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日経平均終値2万4105円、年初来高値 2年1カ月ぶり水準

(更新)
400円超上げて年初来高値を更新し、2万4100円台で取引を終えた日経平均株価(5日、東京都港区の外為どっとコム)

5日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比410円05銭(1.73%)高の2万4105円28銭だった。2020年の高値だった1月20日の2万4083円51銭を上回り、18年10月3日以来、約2年1カ月ぶりの高値を付けた。米民主党が大統領選と上下院選の両方で勝利する「ブルーウエーブ」の可能性が低下したとの見方から、巨大IT企業への規制強化などの政策懸念が後退。前日の米株式相場が上昇した流れを引き継いだ。大統領選の投開票を通過したことで相場の予想変動率が低下し、投資家がリスクを取りやすくなった面もあった。

米大統領選で民主党のバイデン前副大統領が優勢となる半面、上院選で共和党が多数派になる可能性が意識されている。IT大手の規制強化や薬価引き下げといった民主党の政策リスクの後退で、前日の米株式市場ではITやハイテク、ヘルスケア株が上昇した。東京市場でも半導体関連や医薬品株が買われ相場をけん引した。財政赤字が拡大するとの警戒感が和らいで米長期金利が大幅に低下し、成長期待の高いグロース株の割高感が目減りしたのも追い風だった。

大規模な財政出動の思惑が遠のいて米金利が切り下がるなか、鉄鋼や海運などの景気敏感株のほか、保険や銀行などの金融株の売りが優勢だった。もっとも大統領選の通過で、オプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前日比で10%超も低下した。相場の予想変動率が下がったことでリスク選好姿勢を強めた投資家の買いが入り、日経平均は大引けにかけて上げ幅を広げた。

JPX日経インデックス400は3日続伸。終値は前日比203.26ポイント(1.39%)高の1万4875.78だった。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、22.69ポイント(1.39%)高の1649.94で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆7052億円。売買高は13億4474万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1543と、全体の71%だった。値下がりは574、変わらずは62銘柄だった。

アルツハイマー型認知症治療薬の承認に期待が高まったエーザイに買いが殺到し、日経平均を1銘柄で約54円押し上げた。中外薬第一三共塩野義が上げた。東エレクキーエンスソニーが買われた。ソフトバンクグループ(SBG)やスズキ、オリンパスの上昇も目立った。一方、コマツ丸紅日本製鉄が下落した。第一生命HD三井住友トラ三井住友FGが安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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