[FT]コロナ研究論文、素早い無審査公開が増加
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何世紀もの間、査読は学術出版の基盤であり、新たな研究が論文掲載に値するほど確かかなものか否かを学術誌が判断する際の指針となってきた。
だが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)抑止に懸命な科学者は2020年、無料で閲覧できる「プレプリント(査読前論文)サーバー」と呼ばれるプラットフォームにかつてない量の論文をすぐさま投稿、学術誌掲載に必要な長い専門的編集プロセスを後回し、または回避して...
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